• ブログ

    Blog

    追い焚き配管の掃除方法|タイプ別の手順と頻度

    目次

    追い焚きのお湯、
    なんだか汚れていない?

    タイプ別の掃除手順・頻度・給湯器の見極めまで解説

    「追い焚きすると、お湯に黒い粒や白いカスが浮く」「お風呂がなんとなく臭う」——その原因の多くは、目に見えない追い焚き配管の中の汚れです。

    追い焚き配管は、浴槽のお湯を吸い込み、温めて戻す通り道。構造上、皮脂や湯垢、雑菌がたまりやすく、放置すると衛生面のリスクがあります。しかも掃除は、配管のタイプ(1つ穴・2つ穴)で手順が変わります。

    この記事では、ガス給湯器を扱う立場から、タイプ別の掃除手順・洗浄剤・頻度に加え、掃除の際に給湯器を傷めない注意点、そして「掃除しても直らない」ときに疑うべき給湯器・配管トラブルの見極めまでお伝えします。

    📋 目次

    1. 結論|追い焚き配管の掃除は月1回・タイプ別に
    2. 追い焚き配管が汚れる原因と放置のリスク
    3. まず確認|1つ穴(強制循環)か2つ穴(自然循環)か
    4. 【1つ穴】掃除の手順
    5. 【2つ穴】掃除の手順
    6. 洗浄剤の選び方・掃除の頻度・予防のコツ
    7. 【給湯器の視点】掃除時の注意と「直らない」時の見極め
    8. 業者に頼むべきサイン・FAQ

    💡結論|追い焚き配管の掃除は月1回・タイプ別に

    まず結論です。追い焚き配管の掃除は、月1回を目安に、配管のタイプ(1つ穴・2つ穴)に合った方法で行うのが基本です。専用または酸素系の洗浄剤を使い、配管内に循環・浸け置きさせて汚れを落とします。

    月1

    掃除の頻度の目安

    2

    タイプ

    1つ穴(強制循環)/
    2つ穴(自然循環)

    約1

    時間

    浸け置きの目安

    掃除の基本の流れ:①循環口(金具)のフィルターを外す → ②循環口の上までお湯をはる → ③洗浄剤を溶かす → ④追い焚きして配管内へ回す → ⑤浸け置き → ⑥お湯を抜き、すすぐ。タイプによって「お湯のはり方」や「洗剤の入れ方」が変わるため、まず自宅がどちらのタイプかを確認します(第3章)。

    「見えないから」と後回しにしがちな場所です:浴槽やフタは毎日洗っても、配管の中まで掃除している方は多くありません。だからこそ汚れがたまり、追い焚きのたびに配管内の汚れがお湯に混ざります。月1回の習慣にすれば、清潔なお風呂を保てます。

    そもそも「追い焚き配管」とは

    追い焚き配管とは、浴槽のお湯を吸い込み、給湯器で温めて、また浴槽に戻すための通り道です。追い焚きボタンを押すと、この配管をお湯が循環して温まります。

    便利な機能ですが、お湯が通るたびに、皮脂や湯垢が配管の内壁に少しずつ付着します。しかも配管の中は見えず、湿った状態が続くため、雑菌にとって繁殖しやすい環境です。ここが「見えない汚れ」がたまる理由です。

    掃除するのは「循環口の奥の配管」です:浴槽の壁にある循環口(金具)の奥に、追い焚き配管が続いています。掃除では、この循環口から洗浄剤を配管内に送り込み、内壁の汚れを落とします。浴槽を洗うのとは別に、配管の中をケアする——という意識が大切です。

    関連

    追い焚き機能の仕組みや使い方の基本は、こちらでも解説しています。
    お風呂の追い焚き機能について|仕組みと上手な使い方

    この記事で分かること:追い焚き配管が汚れる原因と放置のリスク、1つ穴・2つ穴のタイプ別の掃除手順、洗浄剤の選び方と頻度、そしてガス機器のプロならではの「掃除時の注意」と「掃除しても直らないときの給湯器の見極め」まで。読み終える頃には、自分で安全に掃除する方法と、業者に頼むべきサインの両方が分かります。手順の丁寧さだけでなく、「掃除で済むのか、機器の問題なのか」の判断まで持ち帰っていただける内容です。

    🦠追い焚き配管が汚れる原因と放置のリスク

    なぜ追い焚き配管は汚れるのか、そして汚れを放置すると何が起きるのか。仕組みから理解すると、掃除の大切さが分かります。

    汚れる原因

    汚れの原因内容
    皮脂・汗入浴で出た皮脂や汗が、お湯と一緒に配管内を通り、内壁に付着する
    湯垢・石けんカス体を洗った際の石けんカスや湯垢が、配管内にたまる
    入浴剤の成分入浴剤の種類によっては、成分が配管内に残りやすいものがある
    雑菌・バイオフィルムこれらの汚れを栄養に雑菌が繁殖し、ぬめり(バイオフィルム)を作る

    放置すると起きるリスク

    ① お湯に汚れが混ざる

    追い焚きのたびに、配管内の汚れがお湯に出てきます。黒い粒・白いカス・ぬめり・濁りとして現れ、清潔なはずのお風呂が不衛生に。

    掃除で配管内の汚れをリセットできる

    ② 雑菌・レジオネラ菌の繁殖

    汚れを放置すると雑菌が繁殖します。特にレジオネラ菌は、感染すると健康被害につながる恐れがあり、注意が必要です。

    定期掃除と換水で繁殖を抑える

    ③ 嫌なニオイ

    配管内の雑菌やバイオフィルムは、不快なニオイの原因になります。浴室全体がなんとなく臭う、という状態に。

    配管の洗浄でニオイの元を断つ

    ④ 肌トラブルの心配

    汚れた配管を通ったお湯に入ると、敏感肌の方や小さなお子さんは肌トラブルが心配です。清潔なお湯で入浴したいものです。

    清潔な配管で、安心して入浴できる

    「残り湯で追い焚き」を続けると、汚れがたまりやすい:前日の残り湯を追い焚きして使う習慣は、光熱費の面では合理的ですが、汚れた残り湯を配管に何度も通すことになり、雑菌が繁殖しやすくなります。残り湯を追い焚きする家庭ほど、配管掃除をこまめに行うことが大切です。特に一晩置いた残り湯は雑菌が増えているため、注意してください。

    「汚れの色」でわかること

    追い焚きしたときに出てくる汚れは、色で正体がある程度わかります。自分の家の状態を知る手がかりにしてください。

    汚れの見た目考えられる正体
    白いフワフワ・カス皮脂・石けんカス・入浴剤の成分など。比較的よくある汚れ
    黒い粒・砂のようなもの配管内のカビや、ゴムパッキンの劣化片の可能性
    ぬるぬる・茶色っぽい雑菌が作るぬめり(バイオフィルム)。放置サインの代表
    緑色・青っぽい銅配管のサビ(緑青)の影響が考えられる

    色でわかるのは「原因の見当」まで:白いカスや軽いぬめりなら、掃除で改善が見込めます。ただし黒い粒が掃除しても出続ける、緑っぽい汚れが出る、といった場合は、配管や機器そのものの劣化が疑われます。掃除で解決するのか、点検が必要なのかの目安として、汚れの様子を覚えておくと役立ちます(第7章)。

    🔍まず確認|1つ穴(強制循環)か2つ穴(自然循環)か

    掃除を始める前に、自宅の追い焚き配管が「1つ穴」か「2つ穴」かを確認します。浴槽の壁にある循環口(金具)を見れば分かります。タイプによって掃除の手順が変わります。

    項目1つ穴(強制循環式)2つ穴(自然循環式)
    見た目循環口が1つ穴が上下に2つ
    仕組みポンプで強制的にお湯を循環お湯の対流で自然に循環(上から出て下から吸う)
    採用比較的新しい住宅に多い古い風呂釜・バランス釜などに多い
    掃除の要点追い焚き運転で洗剤を循環させる下の穴をふさいで洗剤を溜め、浸け置く

    見分け方はシンプルです:浴槽の壁を見て、循環口(金具)が1つなら「1つ穴」、上下に穴が2つあれば「2つ穴」です。近年の給湯器付きのお風呂は1つ穴が主流、昔ながらの風呂釜(バランス釜など)は2つ穴が多く見られます。自分の家がどちらかで、次に読む手順が変わります。

    洗浄剤も「タイプ専用」を選びます:市販の風呂釜洗浄剤(ジャバなど)は、「1つ穴用」と「2つ穴用」で製品が分かれていることがあります。自宅のタイプに合ったものを選んでください。タイプが違う洗剤では、うまく洗浄できないことがあります。

    1️⃣【1つ穴】掃除の手順

    1つ穴(強制循環式)は、追い焚き運転で洗剤を配管内に循環させて洗うのが基本です。給湯器付きのお風呂で最も一般的なタイプです。

    1

    循環口の上までお湯(水)をはる

    循環口が完全に浸かる高さまで、お湯または水をはります。循環口の上、5〜10cm程度を目安に。前日の残り湯を使う方法もあります。

    2

    洗浄剤を溶かす

    1つ穴用の風呂釜洗浄剤、または酸素系(過炭酸ナトリウム)を、規定量入れてよく溶かします。入れすぎは逆効果なので、表示に従います。

    3

    追い焚きして配管内へ回す

    追い焚き運転をして、洗浄剤を配管内に循環させます。設定温度は高くしすぎない(ぬるめ〜40℃程度が目安)ようにします。

    4

    約1時間、浸け置きする

    洗浄剤を配管内に行き渡らせたら、しばらく浸け置きします。汚れが浮いて、お湯が濁ってくることがあります。

    5

    お湯を抜き、再度追い焚きしてすすぐ

    汚れたお湯を抜き、新しい水をはって、もう一度追い焚きしてすすぎます。洗剤が残らないよう、2回すすぐと安心です。

    6

    循環口フィルターと浴槽を洗う

    外しておいた循環口のフィルターを洗って戻し、浴槽も洗います。フィルターの汚れも忘れずに。

    すすぎは念入りに:洗浄剤が配管内に残ると、次の入浴時にお湯に混ざる可能性があります。すすぎのお湯に泡や濁りが残らなくなるまで、しっかりすすいでください。心配なら、すすぎを2回行いましょう。

    2️⃣【2つ穴】掃除の手順

    2つ穴(自然循環式)は、下の穴をふさいで洗浄液を溜め、浸け置きして洗うのが基本です。昔ながらの風呂釜に多いタイプです。

    1

    下の穴をタオルなどでふさぐ

    2つある穴のうち、下の穴をタオルなどでしっかりふさぎます。こうすることで、上の穴から入れた洗浄液が配管内に溜まります。

    2

    上の穴から洗浄液を注ぐ

    2つ穴用の洗浄剤、または酸素系(過炭酸ナトリウム)をお湯に溶かし、上の穴からゆっくり注ぎ入れます。配管内を満たすイメージです。

    3

    浸け置きする

    洗浄液を配管内に溜めたまま、しばらく浸け置きします。汚れが浮いてくるのを待ちます。

    4

    タオルを外して洗い流す

    下の穴をふさいでいたタオルを外し、洗浄液と一緒に汚れを流します。新しい水で、配管内をよくすすぎます。

    5

    フィルターを掃除して取り付ける

    穴のフィルター(ある場合)を洗い、取り付けて完了です。汚れが残っているようなら、もう一度繰り返します。

    古い風呂釜・バランス釜は、無理をせず慎重に:2つ穴タイプは、古い風呂釜やバランス釜に多く見られます。設備が古い場合、無理な洗浄や熱いお湯は、機器を傷める・不具合の原因になることがあります。取扱説明書を確認し、少しでも不安があれば無理をせず、ガス会社や専門業者に相談してください。特にバランス釜は構造が特殊なため、注意が必要です。

    🧴洗浄剤の選び方・掃除の頻度・予防のコツ

    掃除の効果を高め、汚れをためないためのポイントを整理します。

    洗浄剤の選び方

    洗浄剤特徴
    市販の風呂釜洗浄剤「1つ穴用」「2つ穴用」に分かれている。手軽で確実。タイプに合わせて選ぶ
    酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)皮脂・湯垢の分解に向く。オキシ漬けなどで使われる。コスパが良い

    洗剤の「混ぜる」「使いすぎ」はNG:種類の違う洗剤を混ぜるのは危険です(有害なガスが出ることがあります)。また、洗剤を規定量より多く入れても、洗浄力は上がらず、すすぎが大変になるだけです。表示された量・使い方を守ってください。塩素系と酸素系を一緒に使わないよう、特に注意しましょう。

    重曹・クエン酸は使える?

    ナチュラル洗剤として人気の重曹・クエン酸ですが、追い焚き配管の掃除では使い方に注意が必要です。

    洗剤向いている汚れ追い焚き配管での注意
    重曹皮脂など酸性の汚れ溶け残りが配管に残らないよう、よく溶かす
    クエン酸水垢などアルカリ性の汚れ金属を傷める場合があり、長時間・高濃度は避ける
    酸素系漂白剤皮脂・湯垢・雑菌に幅広く配管掃除では最も使いやすい

    迷ったら「風呂釜用」か「酸素系」が無難です:重曹・クエン酸は浴槽の掃除には便利ですが、追い焚き配管の内部洗浄には、洗浄力や溶けやすさの面で専用品や酸素系のほうが向いています。特にクエン酸は、使い方によっては金属部分を傷める可能性があるため、配管内での長時間の使用は避けるのが安全です。まずは風呂釜用の洗浄剤か、酸素系漂白剤から試すのがおすすめです。

    掃除の頻度

    • 1基本は月1回汚れをためないための目安。習慣にすると効果的です。
    • 2残り湯を追い焚きする家庭は、こまめに汚れがたまりやすいため、頻度を上げると安心です。
    • 3入浴剤をよく使う家庭も、こまめに成分が配管に残りやすいものもあります。
    • 4黒い粒・ぬめり・臭いが出たらすぐ頻度に関わらず、症状が出たら早めの掃除を。

    汚れをためない予防のコツ

    1

    入浴前にシャワー

    体を軽く流してから湯船に入ると、皮脂や汚れがお湯に入りにくく、配管も汚れにくくなります。

    2

    残り湯は追い焚きしすぎない

    残り湯は洗濯に使う程度にし、翌日の追い焚きは控えると、雑菌が配管に回りにくくなります。

    3

    使用後は換水・換気

    入浴後はお湯を抜き、浴室を換気して乾燥させると、雑菌の繁殖を抑えられます。

    冬に追い焚きをよく使う家庭は、特にこまめに:福井のように冬が寒い地域では、湯温が下がりやすく、追い焚きの回数が自然と増えます。追い焚きを多く使うほど、配管にお湯が通る回数も増え、汚れがたまりやすくなります。寒い時期は、掃除の頻度を少し上げると、清潔なお風呂を保ちやすくなります。冬場こそ、月1回の配管掃除を意識してみてください。

    🔧【給湯器の視点】掃除時の注意と「直らない」時の見極め

    ここは、ガス給湯器を扱う立場からお伝えしたい、他ではあまり触れられない部分です。掃除で給湯器を傷めないための注意と、掃除しても直らないときの見極めです。

    掃除のときに給湯器を傷めないために

    ① 水温を高くしすぎない

    洗浄時の追い焚きで、設定温度を高くしすぎると、洗浄剤の作用が強まりすぎたり、機器に負担がかかることがあります。ぬるめ〜40℃程度が目安です。

    対策:高温設定を避け、表示に従う

    ② 循環口が水面から出た状態で運転しない

    循環口が空気を吸う状態で追い焚きすると、正常に循環せず、エラーの原因になります。必ず循環口が浸かる水位で。

    対策:循環口の上まで水をはってから運転

    ③ 専用でない洗剤・強すぎる薬剤を避ける

    配管や機器を傷める恐れのある薬剤は避けます。風呂釜用・酸素系など、用途に合ったものを使ってください。

    対策:追い焚き配管用の洗剤を選ぶ

    ④ エラー表示が出たら無理をしない

    掃除中にリモコンにエラーが出たら、いったん運転を止めて状況を確認します。繰り返す場合は使用を止め、ガス会社へ。

    対策:エラーは無視せず、繰り返すなら相談

    「掃除しても直らない」ときに疑うこと

    丁寧に掃除しても、症状が改善しないことがあります。その場合、汚れ以外の原因が考えられます。

    症状掃除で直らない場合に疑うこと
    掃除しても黒い粒が出続ける配管内部やパッキンの劣化、給湯器内部の汚れの可能性
    追い焚きが弱い・時間がかかる循環ポンプや熱交換器など、給湯器側の不調の可能性
    追い焚きしてもぬるい給湯器の能力低下・故障の可能性
    追い焚き中にエラーが頻発する給湯器本体やセンサーの不具合の可能性

    掃除で直らない不調は、給湯器のサインかもしれません:追い焚き配管の掃除は、あくまで「汚れ」が原因の症状に効きます。掃除しても改善しない・追い焚きが弱い・ぬるい・エラーが出る、といった場合は、配管の奥や給湯器本体(循環ポンプ・熱交換器など)のトラブルが疑われます。給湯器は10年前後が寿命の目安です。掃除で解決しないときは、点検・交換も含めて、ガス会社に相談してください。

    関連

    給湯器の不調(お湯が出ない・ぬるい等)の原因と対処は、こちらで解説しています。
    ガス給湯器のお湯が出ない原因と対処法|症状別

    🧭業者に頼むべきサイン・FAQ

    最後に、自分で掃除するか業者に頼むかの判断と、よくある質問をまとめます。

    プロ・専門業者に頼むべきサイン

    • 1市販の洗浄剤で掃除しても汚れが出続ける配管の奥や機器側の問題の可能性。プロの機材や点検が必要。
    • 2長年掃除していなかった汚れが蓄積している場合、専用機材での洗浄が効果的。
    • 3追い焚きの効きが悪い・ぬるい・エラーが出る掃除でなく、給湯器の点検・修理・交換が必要なサイン。
    • 4古い風呂釜・バランス釜で不安がある設備が古い場合は、無理せずプロに相談する。

    「配管の掃除」と「給湯器の点検」は分けて考える:汚れが原因なら配管掃除(ハウスクリーニングなど)、追い焚きの不調や機器のエラーなら給湯器の点検——と、症状によって頼む先が変わります。掃除しても直らない不調は、ガス会社に相談すると、掃除で済むのか、給湯器の問題なのかを見極めてもらえます。

    賃貸・引っ越し直後にお湯が汚いとき

    引っ越した先で、最初の追い焚きから汚れが出る——これは、前の住人の使用による配管内の汚れが残っているケースが多いです。対応の考え方を整理します。

    まずは自分で配管掃除を試す

    前の住人の皮脂・湯垢が原因なら、市販の風呂釜洗浄剤で掃除すれば改善することが多いです。まずはタイプ別の手順で洗浄を。

    多くはこれで解決する

    入居初日から汚い・ひどい場合は管理会社へ

    掃除しても改善しない、入居初日から明らかにひどい場合は、設備の問題として管理会社・大家さんに相談します。賃貸の設備は貸主の管理範囲のことが多いためです。

    勝手に修理手配せず、まず相談を

    賃貸は「勝手に業者手配」を避ける:賃貸の給湯器・風呂設備は、多くの場合貸主(大家さん)の設備です。自分で修理・交換を手配すると、費用負担でもめることがあります。配管掃除は自分で行って構いませんが、掃除で直らない設備の不具合は、まず管理会社・大家さんに連絡してください。

    よくある質問

    • Q 追い焚き配管の掃除は、どのくらいの頻度がいいですか?月1回が目安です。残り湯を追い焚きする家庭や、入浴剤をよく使う家庭は、もう少しこまめに。黒い粒・ぬめり・臭いが出たら、頻度に関わらずすぐ掃除しましょう。
    • Q 1つ穴か2つ穴か、どう見分けますか?浴槽の壁の循環口を見てください。金具が1つなら「1つ穴(強制循環)」、上下に穴が2つあれば「2つ穴(自然循環)」です。給湯器付きは1つ穴、昔ながらの風呂釜は2つ穴が多いです。
    • Q 洗剤は何を使えばいいですか?市販の風呂釜洗浄剤(1つ穴用・2つ穴用の別を確認)か、酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)が使えます。種類の違う洗剤を混ぜない、規定量を守る、この2点に注意してください。
    • Q 掃除しても黒い粒が出ます。故障ですか?掃除で改善しない場合、配管の奥やパッキンの劣化、給湯器内部の問題が考えられます。追い焚きが弱い・ぬるい・エラーが出るなども合わせて起きているなら、給湯器の点検をおすすめします。
    • Q 掃除中に給湯器がエラーになりました。循環口が水面から出た状態で追い焚きすると、正常に循環せずエラーが出ることがあります。循環口の上まで水をはってから運転してください。繰り返しエラーが出る場合は、使用を止めてガス会社に相談を。
    • Q 古いバランス釜ですが、自分で掃除して大丈夫ですか?2つ穴タイプの手順で掃除できますが、古い設備は無理な洗浄や熱いお湯で傷めることがあります。取扱説明書を確認し、不安があれば無理をせず、ガス会社や専門業者に相談してください。

    掃除しても直らない追い焚きの不調は、越前エネラインへ

    「掃除しても黒い粒が出る」「追い焚きが弱い・ぬるい」「追い焚き中にエラーが出る」——それは、配管の奥や給湯器のサインかもしれません。越前市周辺で、給湯器の点検から、修理・交換のご提案まで、地元のガス会社としてお手伝いします。掃除で済むのか、機器の問題なのか、まずはご相談ください。給湯器の相談をする

    📌 この記事のまとめ

    • 追い焚き配管の掃除は月1回が目安。汚れは皮脂・湯垢・入浴剤の成分と、それを栄養にした雑菌。
    • 放置すると、お湯に汚れが混ざる・レジオネラ菌などの繁殖・ニオイ・肌トラブルのリスク。
    • まず自宅が1つ穴(強制循環)か2つ穴(自然循環)かを確認。循環口の数で見分ける。
    • 1つ穴は追い焚きで洗剤を循環→浸け置き→すすぎ。2つ穴は下の穴をふさいで洗浄液を溜め浸け置き。
    • 洗剤はタイプ専用か酸素系。混ぜない・使いすぎない・すすぎは念入りに。
    • 掃除時は水温を上げすぎない、循環口が浸かる水位で運転、エラーが出たら無理をしない。
    • 掃除しても黒い粒が出る・追い焚きが弱い・ぬるい・エラー頻発は、給湯器側の不調の可能性。
    • 汚れなら配管掃除、機器の不調なら給湯器の点検。掃除で直らないときはガス会社に相談を。

    ※本記事の掃除方法・頻度・注意点は一般的な目安であり、実際の手順は、お使いの浴槽・風呂釜・給湯器の機種によって異なります。掃除の前に、必ずお使いの機器の取扱説明書をご確認ください。洗浄剤は用途に合ったものを使用し、種類の異なる洗剤(塩素系と酸素系など)を混ぜないでください。有害なガスが発生する恐れがあります。古い風呂釜・バランス釜など、設備の状態によっては無理な洗浄が機器の不具合につながることがあります。掃除中や使用中に、ガスのにおい、繰り返すエラー、異音・異臭などの異常を感じた場合は、直ちに使用を中止し、ガス会社へご連絡ください。掃除で改善しない不調や、給湯器の点検・修理・交換については、専門業者にご相談ください。